松川町のシードル
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中央アルプスと南アルプスに抱かれる、100年続く「くだものの里」長野県松川町。
6月から11月までくだもの狩りで賑わう地域として知られていますが、近年はくだものだけではなく、シードル醸造所の文化も栄えていて小さな醸造所が3軒も建っています。
シードルはなんですか?
シードルは、りんご果汁を発酵させて造る発泡酒です。
アルコール度数も低めで食事のジャンルを選ばないため、料理を味わいながら楽しめるのが魅力です。
松川町のシードルの特徴は何ですか?
まず、こだわり高い地元産のりんごを使用しています。
単一品種のりんごはもちろん、数種類のりんごや洋なしなどを加えたオリジナルブレンドが多いのも特徴。農園や醸造所ごとに異なる味や香りを楽しめます。
松川町の醸造所
町内で最古のワイナリー。
先人への敬意を込めて名付けられたシードル「Pionnier(ピオニエ)」は、自社農園で栽培した10種類以上のりんごと洋ナシをブレンド。それぞれの特性が生きた豊潤で深いうまみが特徴です。ただ今、アップルブランデー(2020年夏発売予定)が静かに誕生の時を待っています。
住所:松川町大島3272
TEL: 0265-36-3013
シードルとワインを両方造るVinVie。自社畑の7種のりんごと洋梨が織りなす立体感のある味わいのシードルは、原料と酵母が共鳴したその年々を刻む逸品です。
目指しているのは、普段の生活の中に当たり前のようにあり、飲む人すべてを幸せにするやさしいワイン・シードルです。
住所:松川町大島3307-7
TEL: 0265-49-0801
フルーツガーデン北沢の4代目北沢毅さんと弟で醸造家の井口寛さんが立ち上げた小さな醸造所。 5種をブレンドしたシードルは甘口、辛口、低アルコール(3%) の甘口を展開。
シードルを通じてりんごのおいしさを伝えることがテーマになっています。
果樹園内でのアップルBBQも大人気です。
住所:松川町大島3347
TEL: 0265-36-2534
シードルを造る農家さん
3か所の醸造所のほかに、シードル造りに挑む農家さんはたくさんいます。
醸造所に自分の果物を届け、オリジナルブレンドのシードルを造ります。
・原りんご園
・湯澤農園
・ヤマキュウ熊谷農園
・マルダイ大場農園
・子白農園
・五 熊谷農園
・やまき北村農園
・さんさんファーム
・丸星農園
・くまちゃん農園
・りんごの丘農園
・マルス松尾農園
・マルトモ奥田農園