2022年 5/30

【ブログ】“りんごのはなし” 5~6月編

松川町ではGWも過ぎると日に日に木々の緑が色濃くなり生命の息吹を感じます。
梅雨入り前のこの時期は爽やかで過ごしやすく、なんとも心地がいいですね。
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今回は【ブログ】“りんごのはなし” 5~6月編をお届けいたします!
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【目次】

【りんごの木の“今”】
【ふるさと納税 “りんご情報”】

 

【りんごの木の “今”】


『摘果作業の様子』
松川町の果樹園では、4月の受粉作業を終えると5月中旬ごろから
摘果(てきか・てっか)作業が待っています。

 

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『開花』                         『幼果』
見てください!4月の開花から5月は果実が膨らみ始めました!
バラ科に属しているのでバラのつぼみとよく似ていますね。
りんごは1つの株から5~6つの花が咲いて幼果ができます。
果実はそれぞれの樹木が蓄えている養分を分け合いながら育つため、
全ての幼果が大きくなるわけではありません。

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『摘果前(中心花と側花)』              『摘果後(中心花)』
摘果とは?
真ん中の大きな「中心果」を残して周りの側花を摘み取ります。
残された実に効率的に養分を届けることで、品質のよい果実が育ちます。


側花に劣る中心果
通常、側花よりも中心果が先に花を咲かせますが、
天候などで受粉がうまくいかないと側花より中心果が劣ることもしばしば…


『2年枝』
また、「2年枝(にねんし)」と言って、
昨年の春に新しく伸び、今年の春で2年目を迎えた枝の幼果も摘み取ります。
樹木は枝の先端に養分が集まり木を成長させるため、実をつけても味が落ちてしまいます。
摘果は品質のよい実を育てるだけではなく、樹勢を優先させるためにも行う大切な作業なんですね。


『葉っぱの役目』
りんごは一つの実を育てるために50枚の葉が必要なんです!
葉は、おひさまの光をたくさん浴びて呼吸をすることで栄養分を作り果実に送ります。
養分(でんぷん)を蓄えた果実は味が濃く甘みが増すんです。
葉っぱは果実に栄養と甘味を補給する大切な役割があるんですね。

自然を相手に広大な農園を一本づつ丁寧に手作業をする姿は
子育てととてもよく似ています。
愛情を注がれた一つひとつのリンゴに感謝をしていただきたいですね。

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